Welcome to JACET Hokkaido Chapter !  JACET北海道支部へようこそ!

JACET北海道支部は大学英語教育学会(JACET)を構成する北海道における支部組織で、所属支部会員は百数十名にのぼります。
  毎年7月に開催される支部大会、年3回から4回開催される研究会(講演会などを含む)、『Research Bulletin of English Teaching』の刊行など、20年以上にわたって研究会活動を積極的に行っています。



JACET北海道支部 2024(令和6)年度支部大会を開催します。
  2024(令和6)年度支部大会
  日時: 7月6日(土)13:00~
  会場: 北星学園大学 C館4階C401教室(対面開催)

  支部大会へ参加を希望される方は以下のURLより事前申込をお願いします。
  申込締切日は
6月28日(金)とします。
   https://forms.gle/47RgwDYVtiiRHaVTA

  ※支部大会終了後に会場近辺で懇親会を予定しております。
  懇親会の詳細につきましては、当日配布するフライヤーをご覧ください。
      
12:00~ 【受付】
   
12:20~12:50 【総会】
   
13:00~13:05 【開会式】
   
13:05~13:30 【研究発表①】
  「大学英語教員の授業不安に影響を与える要因について」」
片岡 恋惟(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)

13:35~14:00 【研究発表②】
“Preliminary Analysis of TOEIC IP scores (1999-2023)”
   Yukie Ueno(Hokkai-Gakuen University)
   
14:05~15:05 【基調講演】
  「国語教育と英語教育をつなぐ:「連携」の歴史、方法、実践」
柾木 貴之(北海学園大学)

15:05~15:35 【Coffee Break & Company Presentations】
交流タイム・業者発表
   
15:35~16:35 【シンポジウム】
   テーマ:「科目横断型英語授業実践」
  コーディネーター:松本 広幸 助言者:柾木 貴之(北海学園大学)
シンポジスト: 對馬 光揮(市立札幌藻岩高等学校)
三上 全(市立札幌開成中等教育学校)
沢谷 佑輔(北星学園大学)

16:35~16:40 【閉会式】

【研究発表①】
「大学英語教員の授業不安に影響を与える要因について」
片岡 恋惟(北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院)

[ 要旨 ]
 本研究では、大学英語教員 79 名を対象に質問紙調査を実施し、授業不安に影響を与える要因を特定し、また授業不安と影響要因の因果関係および共変関係について分析を行った。まず、授業不安に影響を与える要因について因子分析を行った結果、職務に対する満足感や他者からの評価に対する満足感から構成される「職務満足感」、職務の様々な場面やライフイベントにおいて経験する負担感やストレスから構成される「職務負担感およびライフイベントストレス」、授業活動や学生との関係構築に対する満足感から構成される「授業エンゲージメント」の3因子が抽出された。次に、授業不安に対する関連要因の影響について検討するために分析を行った結果、「職務満足感」および「職務負担感およびライフイベントストレス」が有意な影響を示した。以上の結果から、授業不安の解消について検討する際には、これらの関連要因についても考慮に入れる必要性があることが示唆された。

【研究発表②】
“Preliminary Analysis of TOEIC IP scores (1999-2023)”
Yukie Ueno(Hokkai-Gakuen University)

[ 要旨 ] 
  This study aims to discuss whether or not the students’scores on a standardized test went up for the past 24 years. The 1st and 2nd year students taking a TOEIC preparation class took the TOEIC Institutional Program (TOEIC IP) L&R tests every year over the past 24 years, from 1999 to 2023, at a private university in Sapporo, and 1,232 is the total number of scores accumulated. In this presentation the author will 1) present the statistical data of the accumulated TOEIC IP L&R scores; 2) try to find out if the average scores went up in the scores in the past 24 years; 3) if the raise would be seen or not seen, find the reasons. The author constructed the following research questions: 1) Did the change in teaching style and curriculum at the university affect students’ English proficiency? 2) Did online teaching materials have an effect?
 
【基調講演】
「国語教育と英語教育をつなぐ:「連携」の歴史、方法、実践」
柾木 貴之(北海学園大学)

[ 要旨 ] 
 新学習指導要領では、小中高すべての段階で「国語教育と英語教育の連携」が推奨されている。しかし、「連携」は本当に新しい発想なのだろうか。また、「連携」の実践はどのように行えばよいのだろうか。このような問いについて考えるため、本講演では、拙著『国語教育と英語教育をつなぐ』(東京大学出版会、2023 年)の内容に基づき、「連携」の歴史、方法、実践について論じる。講演の前半では「連携」の歴史を概観する。その中では、明治期から現在に至るまで、連綿と「連携」の議論がなされてきたことが見えてくる。後半では「連携」の方法と実践について考察を行い、その教育効果を検証する。さらに著書刊行後の研究として、新課程の高等学校国語教科書・英語教科書、計 163 冊に対する調査に着手したので合わせて紹介したい。「連携」というテーマを通し、今後の言語教育のあり方を考える機会となれば幸いである。
 
【シンポジウム】
テーマ:「科目横断型英語授業実践」
コーディネーター:松本 広幸
助言者:柾木 貴之(北海学園大学)
シンポジスト:
對馬 光揮(札幌市立藻岩高等学校)
三上 全(札幌市立開成中等教育学校)
沢谷 佑輔(北星学園大学)

[ シンポジウム紹介 ] 
 本シンポジウムでは、国語教育を含めた科目横断型の英語授業について、フロアーの参加者も交えて意見交換したいと思います。中等教育機関と高等教育機関で教鞭をとられている 3 名のシンポジストの実践例を紹介して頂いたのち、フロアーの参加者からも意見を頂戴したいと思います。尚、基調講演講師の柾木先生にも助言者として登壇していただきます。議論を通じてよりよい英語教育の実践について考えを深められればと考えます。
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2024(令和6)年度第1回支部研究会は11月に開催予定となっております。
  詳細につきましては、決まり次第随時お知らせします。


JACET北海道支部では「支部大会」及び「支部研究会」の研究発表者を1年を通じて随時募集しています。以下の申し込みサイトからご応募ください。

     日本語による発表はこちら / Presentation in English

※JACETの会員の方は、北海道支部以外の方でも応募することができます。
※発表に関する問い合わせは、jacethokkaidocontact[at]jacethokkaido.sakura.ne.jpまでお願いします。
  ([at] を@(半角英数)に変えてご送信ください。)


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支部大会

2023(令和5)年度第2回支部研究会を開催しました。
 詳しくは「支部大会」をご覧ください。
 
支部研究会
2023(令和5)年度第1回支部研究会を開催しました。
詳しくは「支部研究例会」をご覧ください。